ヘッドライトの黄ばみ取りにピカール、重曹は時代遅れ!最強はこれだ!

黄ばみ取り実施前のレクサスISヘッドライト

こんにちは、ごちゃまぜwebです。

 

長年同じ車に乗り続けていると、どうしても車のヘッドライトって黄ばんできちゃいますよね。もしもあなたが青空駐車をしている、ということなら尚更でしょう。せっかくボディをピカピカに洗車してもヘッドライトが黄ばんでいるだけでどこか古めかしく見えてしまうもの。

 

で「どうにかしたいっ!」って思って専門業者に頼んでみるわけですが、なかなか高額な見積もりを出されたり、(相場は1万円程でしょうか)いざ頼んでみても、また1年程で黄ばみが気になってきたり…、それに「自分で磨いたりなんてしたら余計にヒドくなって取り返しの付かないことになっちゃいそう…」なんて不安もあり、結局は放置状態になっちゃっている方も多いかもしれませんね。

 

でも実は、

  • DIYで
  • もちろんド素人が施工
  • 費用3,000円程度
  • 所要時間2時間以下

で業者並み、いや業者以上(耐久性も抜群)の仕上がりを実現できる裏技があるんですよ。

 

その仕上がりは本当に新車と見違えてしまうくらいの出来栄えで、施工し終わった後はテンションMAX間違いなし!実際私も今回ご紹介する方法で、初めての施工時でも簡単に黄ばみを取ることに成功しましたので、是非ともあなたもチャレンジしてみてください。

 

大好きな愛車だからこそ綺麗に乗ってあげたいですからね。それでは早速やっていきましょう。

 

ヘッドライトの黄ばみ取りに必要な材料

 

黄ばみ取りに必要な材料は以下になります。

 

ソフト99ウレタンクリアなど

  • 耐水ペーパー(800番):ホームセンターで100円以下
  • ウレタンクリア:Amazonで2,000円程
  • シリコンオフ:Amazonで800円程
  • マスキングテープ:ホームセンターで150円程度
  • 新聞紙、水、バケツ:実質無料

 

必要なものは本当にこれだけ、合計しても3,000円程度で済んじゃいます。よく800番の耐水ペーパーで磨いてから更に、1000番→1500番→2000番→コンパウンドで仕上げ、みたいな方法も見かけますが実際は800番だけで全く問題ありません。比較的荒目の800番だけで終えたほうがヘッドライトの表面がザラザラしていますので、最後にウレタンクリアを塗布したときの定着度合いが向上しますので。

 

逆にコンパウンドまで磨いてしまうとヘッドライトの表面がツルツルスベスベになってクリア塗料が定着しにくい、というわけですね。

 

ヘッドライトの黄ばみ取りの手順

 

こちらの動画が私と同じヘッドライト黄ばみ落とし→ウレタンクリア塗装の方法となっております。

 

 

詳細な解説の前に、一旦ここで簡単に作業の流れをご紹介しておきますね。

手順

  1. 洗車
  2. ヘッドライトの周りをマスキング
  3. 800番で黄色い汁が出なくなるまで磨く
  4. 車全体を養生
  5. シリコンオフで拭き上げ
  6. ウレタンクリア1回目(15分程度乾燥)
  7. ウレタンクリア2回目(15分程度乾燥)
  8. ウレタンクリア3回目で仕上げ

といった感じです。

 

尚今回、洗車の段階は割愛させていただきますので、その点ご了承お願いいたします。

 

まずはヘッドライトの黄ばみを落としていきましょう

 

それではまず始めに、今回のテーマともいうべき最大の敵「黄ばみ」を落としていきましょう。

 

黄ばんだヘッドライトマスキング

黄ばみすぎっ!

 

とその前に…、ヘッドライトは洗って、またヘッドライト周りの塗装を傷めないよう、上記画像のように適宜マスキングをしておいてくださいね。

 

で、マスキングをしたら早速磨いていくわけですが、磨き方もいたって簡単。耐水ペーパーを適度な大きさに切り出し、バケツなどに入れた水に浸して磨いていくだけ。

 

ここで一工夫として、なるべく水平方向にだけ磨いていくよう心掛けました。水平方向に磨くと、もちろんペーパーの磨き傷も水平方向に入っていきますので、ウレタンクリアを吹いたときの「塗料の垂れ」を防止できる効果があるんですね。

 

黄ばんだヘッドライトを磨くと汁が出てくる ヘッドライト黄ばみ汁拡大画像

 

で、いざ磨いてみると、このように大量の「黄ばみ汁」が^^;この黄ばみ汁が出なくなるくらいまで磨いていきましょう。左右のヘッドライトを両方施工してもそんなに時間はかからないはずです。私の車のヘッドライトは先程の通り相当黄ばんでいましたが、それでも10分程度で終わりました。

 

この段階での仕上がりとしては

 

やすりがけした後のヘッドライト

 

こんな感じ。

 

今だからこそ言えますが、正直この時点では「大丈夫か?」「やっちまったか?」と不安しかありませんでしたけどね。

 

車全体を養生してまずはシリコンオフ

ヘッドライトにシリコンオフを施工する前

先程の画像から乾くとこんな感じに変化します

 

黄色い汁が出なくなるまで磨いたら次に車全体を新聞紙を使って養生していきましょう。ちなみに後で知りましたが、「車用の養生シート」なるものも販売されていますのでそちらを利用されるとより時間短縮になるかもしれません。ホームセンターでも販売されています。使い方としては養生シートを被せてからヘッドライト部分をハサミなどでくり抜き、マスキングテープで仕上げるような形になるかと。

 

まぁそれはさておき、車全体を養生できたら、まずはシリコンオフでヘッドライト表面の余計な汚れや油分を落としていきます。

 

ヘッドライトにシリコンオフ施工

 

ついついウレタンクリアを早く吹きたくなってシリコンオフの行程を忘れがちなので、必ず施工してくださいね。

 

いよいよウレタンクリアを吹いていきます 「ゆず肌」発生に注意!

 

さぁ、ここまで来れば、いよいよウレタンクリアを吹いていくわけですがこの塗料は1液2液混合タイプですので缶に記載の説明書きに従って予め液を混ぜておいてください。

 

ソフト99ウレタンクリア混合中

 

車全体を養生する前にでも混ぜておくと良いかもしれませんね。

 

そして、ここで注意点!絶対に一度で塗り終えようとしないでください!

 

1回目の塗布は本当に表面上に「お触り程度」吹き付ける程度で構いません。ですので往復させて塗布するようなこともしないでください。一回目の塗布で重ね塗りをすると「塗料の垂れ」を誘発し、いわゆる「ゆず肌」のような仕上がりになってしまいますよ。

 

よくネット上でも「ウレタンクリアで失敗した」という口コミを見かけますが、恐らくこの一度目の塗布で重ね塗りしたことが原因かと思いますね。お触り程度ウレタンクリアを吹き付けただけでは、まだまだ曇ったような見栄えですがそれで正解です。

 

黄ばんだヘッドライトに1回目のウレタンクリアを吹いた後

 

この状態で15分程度(冬場は20分目安)乾燥させます。

 

そして2回目の塗布、この2回目もまだお触り程度にしておいてください。(2回目の画像取り忘れましたm(_ _)m)で同じく15分程度乾燥させます。

 

そして3回目、ここが仕上げの行程です。2回目までの行程で既にヘッドライトにベースの塗料が乗っかって乾燥している状態ですので「垂れ」の心配はありません。ヘッドライトが「まっ透明」になるまで重ね塗りしていきましょう。もちろん調子にのってやりすぎると、塗料垂れの原因となってしまいますので、まっ透明になってから一往復だけ塗布させるまでに留めておいたほうが良いでしょうね。

 

で、仕上がりがこちら!

 

黄ばんだヘッドライトにウレタンクリア仕上がり

 

いかがでしょうか?画像上からでもその透明具合が確認できるかと思います。(実際に現物を見ると本当に新車のよう!)いやぁ~、3,000円で、しかも短時間でこの仕上がりですからね。

 

私自身もかなり満足度は高かったですよ。本当に見るたびデレデレしちゃいます。あと念の為、一晩明けるまでは走行は控えておきましょう。

 

ヘッドライトの黄ばみ取り(DIY)についてのまとめ

 

「ヘッドライトの黄ばみ取り&ウレタンクリア塗装」ということでお届けしてきましたがいかがだったでしょうか?

 

主な行程としましては

手順

  1. 洗車
  2. ヘッドライトの周りをマスキング
  3. 800番で黄色い汁が出なくなるまで磨く
  4. 車全体を養生
  5. シリコンオフで拭き上げ
  6. ウレタンクリア1回目(15分程度乾燥)
  7. ウレタンクリア2回目(15分程度乾燥)
  8. ウレタンクリア3回目で仕上げ

といった内容でしたね。

 

また、主な注意点としましては

注意

  • 耐水ペーパーは水平方向に磨く
  • シリコンオフを忘れずに施工する
  • ウレタンクリア塗布の1度目2度目は軽く吹きかけるだけ

以上の点に気をつけて実施してみてください。

 

あと、本文中では書ききれませんでしたが、補足として

  • 無風の日に実施する(塗料の吹き出しが安定しない)
  • 雨に日に実施しない(乾燥しにくい、雨に当たると塗装が垂れる)

といったことにも気を付けて実施されると良いでしょう。

 

ちなみにこの記事を書いている時点で私の車に施工から1年半は過ぎていますが、現状全く何の劣化もしていません。本当にもう専門業者に持っていくのがアホらしくなってきちゃいますよね。

 

それに自分で磨くにしても、ペーパーの番手を800番、1000番…と何度も変えて磨かないといけないことが面倒に思われていたのでしたら、今回のやり方ではそんな手間すら必要ありませんので是非ともトライしてみてください。

 

 

それでは最後までご覧いただきありがとうございました。

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