渋野日向子 9月12日【ラウンド動画】連続オーバーパーなしツアー新記録樹立!

2019年9月12日に開催された「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」(兵庫県チェリーヒルズゴルフクラブ 6425ヤード・パー72)の初日。

今季海外メジャーでも優勝するなど、絶好調の渋野日向子がまた偉業を達成してくれました。

 

 

国内女子ツアー2戦目にあたる戦「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」。このツアー初日、渋野日向子は5バーディ・3ボギーの2アンダーでホールアウト。6月に出場した「ニチレイレディス」の初日から続いている、国内女子ツアーでのオーバーパーなし記録を「29ラウンド」に伸ばした。

前半こそ2バーディ・3ボギーと1オーバーのスコアだったが、後半は3バーディ・ノーボギーの圧巻のゴルフを魅せ終わってみれば2アンダー。

 

最終18番ホールでも、渋野日向子らしく落ち着いた様子でパーパットを沈めた。カップイン後は、同伴競技者のパク・インビ(元世界ランキング1位)、上田桃子(元賞金女王)らとハグをしてお互いの健闘を労いあった。

 

試合後、渋野日向子は「今日はそのこと(記録)だけを考えて臨みました!」「ノリで頑張りました!」とインタビューに応えた。前半を1オーバーで折り返した時の心境については「かなり焦りました」とこれまた渋野らしい返答。渋野自身、もどかしさを感じながらのプレーだったようだ。

 

「途中、これまでとは違う曲がり幅で、何度ギャラリーに当ててしまうかと思った」と語るほどショットが乱れる場面も見られ、決して本調子とは言えない今日のラウンドだったが、それでもそこから意地を見せることができるのがこの渋野日向子の実力だろう。

 

後半2ホール目の11番でバーディを奪うと、さらに14番、16番でもスコアを伸ばした。その後の2ホールはきっちりとパーでまとめ、見事、新記録を達成!更に優勝した8月の海外女子メジャー「全英AIG女子オープン」も含めると、オーバーパーなしは「33ラウンド」となる。その安定感は半端なものではない。

 

最後に「名前が残るのはうれしいですね」とも笑顔で答えていた。

 

記録を意識して達成できたことも素晴らしい。この記録を弾みに、次は「ワールドレディス サロンパスカップ」に続く国内メジャー連勝に向け頑張ってもらいたい。

 

なお、連続オーバーパーなし記録の2位はアン・ソンジュ(韓国)が2013年に樹立した「28ラウンド」。

 


 

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