こんにちは、ごちゃまぜWebです。
ハロウィンの日が近づいてくると、街の雰囲気やお店の飾り付けもだんだん賑やかになってきますね。その中でもよく見かけるのが「かぼちゃ」ではないでしょうか?
まぁ特に気にすることもないかもしれませんが、「ハロウィンに何故、かぼちゃ?」と言われれば、確かに全く想像もつきません。
でも実際は、きっちりとした意味があって、意外なルーツもあるものなんですね。
ということで今回は、「ハロウィンのかぼちゃ」の意味や歴史について見ていきましょう。
ハロウィンのかぼちゃのルーツは「かぶ」!?

「ハロウィンの由来を簡単にまとめた記事」でも紹介しましたが、ハロウィン自体は、古代ケルト族の「秋の収穫祭」や「10月30日(ハロウィンの日)=あの世とこの世の境界がなくなる日=年に一度先祖の霊が帰ってくる日」ということで、日本の「お盆」のような風習として定着してきた文化です。
またこの日、あの世とこの世の境界線がなくなることで、先祖と一緒に悪霊や魔物もこの世に降りてきてしまう…
その悪霊を追い払うために考えられたのが「自分たちが悪霊の変装をしてあの世の悪霊を騙す」という方法で、この変装こそが今の「仮装・コスプレ」に繋がっているというわけですね。
また、悪霊を追い払うための方法として「ランタン」も使われていました。
このランタンは「カブ」をくり抜いて作られ、中に火を灯し、魔除けとして用いられていたんですね。これが古代ケルト族が栄えたヨーロッパ地方でのハロウィン文化。実際、現在でもヨーロッパのスコットランド地方ではハロウィンにカブのランタンが使われています。
そして、この文化がアメリカへと渡り、「カブ」から「かぼちゃ」を使うように変化していったというわけです。
かぼちゃを使うようになっていった理由は、「アメリカではカブよりもかぼちゃの方がたくさん収穫できるから」という単純な理由から。
それでも、きっちりと魔除けの意味は伝わっていますよ。ハロウィンのかぼちゃって、例えば

こんなイメージだと思います。あまり微笑ましい顔をしているかぼちゃって見かけませんよね。どちらかと言うと、怖い顔をしているイメージがあると思います。
これが、まさに「魔除け」の意味を込めて作られている裏付け。もしも、笑顔のかぼちゃだったら逆に悪霊が寄ってきちゃいますからね。
そして、日本へはこちらの「アメリカ文化に変化したハロウィン」が伝わってきたため、日本人も「ハロウィンと言えばかぼちゃ」と連想するようになったのです。
ハロウィンのかぼちゃの意味 まとめ
「ハロウィンに何故かぼちゃ?」ということでお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?
かぼちゃについてのルーツを辿っていくと、意外にも元は「カブ」だったことには驚きです。ですが、「カブ」でも「かぼちゃ」でも、そこに込められた意味は同じ。その意味こそが「魔除け」ということでした。
だからこそ、ハロウィンのかぼちゃってみんなそろって怖い顔をしていたんですね。
また誰かが「ハロウィンにかぼちゃって何故?」って、疑問に思っている場面があれば教えてあげてください!
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
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