岡本昭彦は、芸能事務所「吉本興業」の社長を務める人物である。
2019/07/20行われた、宮迫博之と田村亮の一連の闇営業問題の会見を見て、初めて「岡本昭彦」という名前を聞いた人も多いのではないでしょうか?
会見の中で宮迫は次のように述べていた、
(宮迫自身は謹慎処分になる前に会見を開きたい意志はあったものの)「吉本興業の岡本社長が『お前、テープ回してないやろなと。お前辞めて、一人で会見したらええわ。やってもええけど、ほんならクビにするからなと。俺にはお前ら全員クビにする力がある』と言われました。何も言えなくなりました。それが24日です。」
もちろん、事の発端は宮迫や入江をはじめとした芸人側にある。ただ誰でも間違いは犯してしまうもの。その謝罪の場を、いち会社の社長が圧力をかけ阻止しようとしていたのである。

それにそのやり方もまるでヤ○ザである、岡本社長自身が反社会的勢力級のモンスターだと言う印象。
また会見の中で、宮迫は次のようにも述べている
7月8日には僕と亮くんが行き、僕が全責任を負い、引退するので謝罪させてくれと岡本社長に嘆願しました。しかし、「引退させない。させるわけにはいかない。」そうおっしゃり「謝罪会見はさせてやる。その代り期間はこちらで。いつになるか明言できない。と言われました。僕らは1日も早くとお願いしました。でもこちらで決めると。僕は会社のためにもすぐやるべきです、と言いました。」
記者会見についてはたむらけんじ他、宮迫と親しい複数の芸人たちも「早く開くべきだ」と意見していた。
今回の会見では宮迫、田村亮ともに会見を早く開く意向があったことがわかった、同時に、会見を阻止していたのが社長である岡本昭彦であったことも明るみになった。
そもそも今回の会見自体が非公式と言うべきか、吉本興業が開いたものではなく、宮迫と田村の独断の意志により開いたもの。
闇営業問題で明るみになった吉本興業の搾取の実態や曖昧な契約問題など、会社としての独自の体質も岡本昭彦あってのものなのか。
岡本昭彦とダウンタウンの関係は?
実は岡本昭彦はダウンタウンマネージャーを経験していたこともある。これが1993年ちょうど「ダウンタウンのごっつええ感じ」がスタートした年。
また「ガキの使い」でも、岡本昭彦自身がブリーフ一丁で猫を抱いて登場するという異色のポジションで笑いを取っていた。
松本人志からも「おかもっちゃん」「ブリーフの貴公子」「泣きボクロの岡本」などと呼ばれ親しまれていた過去もある。
ダウンタウンの浜田雅功に対しても飛び蹴りを入れたり、とダウンタウンの二人とはかなりの信頼関係を築き上げていたと思われます。
余談だが吉本興業現会長の大崎洋は初代ダウンタウンのマネージャー、社長である岡本昭彦が3代目マネージャー、副社長である藤原寛が5代目マネージャーと、ダウンタウンとの不思議な関係性も興味深い。