こんにちは、ごちゃまぜwebです。
敬老の日になれば、ご家族・ご親族からだけでなく、老人ホームやデイサービスなどの介護施設でも「催し物」や「プレゼント」といった様々な形でお祝いをされるかと思います。その中でも特に気を配りたいのが、あなたから贈るメッセージ(カード・手紙)ですよね。
ですが実際のところ「いざかしこまってメッセージを伝えるのは苦手…」「どこまで親しく書いて良いものなのか?」「そもそも何を書いたらよいかわからない」とお悩みの方も多いと思います。
そんな時には、お相手様の姿を思い出してみてください…
- お相手様はどんなことを日課にされていますか?
- お相手様は何が得意ですか?
- お相手様とどんな思い出がありましたか?
ほんの些細なことでも構いません。
確かにテンプレート的なメッセージをお贈りするのは無難ですが、少しでも良いのでお相手様の個性にも触れてあげるときっと喜んでいただけることでしょう。ということで今回は、敬老の日に使えるメッセージなどを作例を挙げてご紹介していきたいと思います。職員という立場で利用者の方にメッセージや手紙を贈る場合の参考にしてみてくださいね。
目次
介護職員としてメッセージを書く際の3つのポイント
実際の作例をご紹介する前にメッセージを書いていく際、気を付けたい3つのポイントがありますので、まず始めに押さえておいてください。
- 敬語を使って書く
- 大きな文字で書く
- NGワードを知っておく
それでは以上3つのポイントについて少し解説していきますね。
敬語を使って書く

施設に入居されている方とあなたの関係は、一緒に過ごす時間も長くどんどん親しくなってきます。ですが決して家族親戚ではありませんので、長く人生を歩んでこられた「大先輩」だという敬意を忘れてはいけません。ですので、幼稚な言葉遣いを使ったメッセージは避け、必ず敬語で書きましょうね!
仮にあなたとお相手様の仲が、もう本当の親子のようで常に冗談を言い合っているような関係だ、という場合でも敬語を使っていきたいですね。あなたが贈ったメッセージがお相手様の家族の目に留まることもあるかもしれませんし、その時にあまりに馴れ馴れしい文面だとご家族の方も気を悪くされますので。
大きな文字で書く
あとは、文字は大きく丁寧に書くようにしましょう。「字が汚いから…」と自信がない方は丁寧に書くように心がけてください。丁寧に書いているかどうかはちゃんと伝わりますよ。
NGワードを知っておく
これは先程の「敬語を使う」の項目とも関連してきますが、「おじいちゃん」「おばあちゃん」といった表現は好ましくありません。こういった表現もお相手様のご家族が目にされると気を悪くされるかもしれませんし、何よりお相手様自身が不快に感じる場合もあるかもしれませんからね。ですので、メッセージの中で呼びかける際には「○○さん」と表現するようにしましょう。
また、敬老の日のメッセージでよく使われそうな表現が
- 『長生きして下さいね』
- 『いつまでも元気でいてください!』
といった文言。
これらの文言は、ついつい悪気なく使ってしまいますので特に注意してください。受けっとた人によっては「もう十分すぎるくらい長生きしている!」「元気だったら施設になんて入っていない」と捉えてしまわれる方もいらっしゃいますので…
敬老の日メッセージの文例(短文・メッセージカード)

それでは、以上のポイントを踏まえた実際の文例をご紹介していきたいと思います。まずはメッセージカードなどを利用される場合の短めの文章からどうぞ。
敬老の日おめでとうございます。〇〇さんのいつも元気な笑顔に励まされています。日頃の感謝の気持ちを込めてお祝いいたします。
名前を入れる、という一手間を加えるだけでも喜んでいただけますので是非とも参考にしてみてください。
敬老の日メッセージの文例(長文・手紙)

続いては、日頃の感謝の気持ちを手紙にしたためてお届けする場合の作例になります。
敬老の日おめでとうございます。
先日の公園の散歩は気持ちよかったですね。〇〇さんがあんなにお花のこと詳しいだなんて驚きました。またお花のこと、たくさんお聞かせください。
「いつもお花にお水をあげて下さりありがとうございます!〇〇さんのおかげで庭の花がいつでも綺麗に咲いています!
そしていつもお花にお水をあげた後、○○さんと一緒に庭でお茶を飲むのが私は大好きです!
これからも、庭のお花たちに〇〇さんの愛情とお水をたっぷりあげて下さいね!また秋の綺麗な花が咲くのを、私も楽しみにしています!」
「いつも将棋の相手をしてくださってありがとうございます!将棋を覚えたての若輩者の私にいつも熱心に教えてくださりとても勉強になります!
なかなか師匠である〇〇さんには勝てませんが、いつか勝ってやるぞと野望を持っておりますのでまたお相手してください。○○さんとの将棋の時間をこれからも楽しみにしています!」
介護職員が敬老の日に贈りたいメッセージまとめ
敬老の日のメッセージ作例ということでお伝えしてきましたが、何より参考になるのは実はあなたの身近にいらっしゃる先輩方でしょう。施設利用者のこともより深くご存知でしょうし、失敗談なども教えてもらえるかもしれませんよ。
利用者様に対して、普段、思っていてもなかなか言う機会のない感謝の気持ち、こんなところが素敵ですねというところを、敬老の日に伝えてみてはいかがでしょうか?
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。
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