2019/07/22開かれた吉本興業の岡本社長による記者会見。結果から言うと「伝説級グダグダ会見」であった。
記者が質問していること、特に一般の視聴者がしりたがっているような「テープは録っていないだろうな」「記者会見するなら全員クビ」「俺にはお前らをクビにする力がある」などのパワハラ・圧力発言についての回答は全く的を得ない内容。ただ「言ったか言っていないか」を回答すればよいだけだと思うのだが、「冗談のつもりで言った」だの「場を和ませるために言った」だののらりくらりと逃げるような回答ばかり。
しまいには記者からも失笑が漏れる場面も…
そんなグダグダ岡本会見だったのだが、グダグダすぎるがゆえにその会見時間、実に5時間オーバー、かつ中身ほぼゼロ、という過去に例をみない程の長時間会見だった。
ということで今回は過去にあった長時間会見を調べてみました。やはり、今回の岡本社長の会見のように、ただグダグダだっただけの会見もありましたよ。
目次
宮迫博之・田村亮の手作り会見 2時間34分
これは5時間オーバーの岡本会見開催の引き金ともなった会見。2時間34分と結構長時間だと思います。真摯な対応で回答する2人が印象的でした。全ての質問にきっちりと真実を述べ、また吉本興業からの圧力を公表した会見は社会的な影響も大きく、ワイドショーもこの話題で持ちきりでした。
佐村河内守 謝罪会見 2時間36分
ゴーストライター問題で話題となっていた佐村河内守氏。短髪姿で「このたびは、多大なご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんでした」と謝罪。また会見前には障害者手帳を交付した横浜市による身体障害者診断の再検査診断書が報道陣に公開され「聴覚障害に該当しない」と診断されたことが判明。
耳が聞こえないと主張する佐村河内だったが会見の途中でも、何度も明らかに耳が聞こえているかのような記者とのやりとりもあり、半ば逆ギレ状態だったのが印象的。
山里亮太&蒼井優の結婚会見 1時間15分
何かのドッキリだと疑う人が多数!それでも本当に多くの人を幸せな気持ちにさせた2人の会見でした。途中、山里亮太と蒼井優のキューピット役となったしずちゃんも乱入してきたりと笑いと幸せで笑顔が止まらない会見でしたね。
TOKIOの謝罪会見(山口達也事件) 1時間22分
こちらも世間をおどかせたジャニーズアイドルグループによる未成年淫行事件。TOKIOの中でもしっかり者で男気が強い印象の山口達也が起こした事件。そしてその山口達也の会見での「できれば復帰したい」という甘い発言から脱退まで追い込まれた件についての会見だった。
嵐 活動休止 45分
人気絶頂、SMAP亡き後ジャニーズを背負って立っていくと言われていた嵐がまさかの活動休止宣言。世の女性だけでなく、男性からも高感度が高いグループだっただけに世間に大きな衝撃が走りました。大野くんが言い出したこと、という説明があり、2020年末を持って活動休止することも伝えられた。
島田紳助 芸能界引退記者会見 49分
お笑い界のトップクラスに君臨していた島田紳助の芸能界引退会見。奇しくも今回の岡本会見の引き金となった宮迫・田村らによる闇営業・反社会的勢力とのつながりと同じく、島田紳助も反社会的勢力とのつながりが発覚し芸能界を引退するまでに追い込まれた。
野々村竜太郎号泣会見(爆笑) 30分?オーバー
これは謝罪会見であり、決してコントではない。兵庫県議・野々村竜太郎の不明瞭支出疑惑を巡る記者会見だったはず…で、もうそんなことはどうでも良い。ただただ見ている方は爆笑しただけ。号泣して「少子化問題!高齢化社会!」とわめき散らす野々村県議の姿を見てワイドショーのコメンテーターも腹を抱えて笑っていた。
海外メディアでもこの様子が報じられたようで、日本の平和さが伝わったのではないだろうか?
過去の長時間記者会見まとめ
こうやって見てみるとハッピーになれる記者会見、胸が痛い記者会見、爆笑記者会見と長時間記者会見には法則性はありませんね。
ただ本当に今回の吉本興業・岡本社長による会見はひどい内容だったと思います。お茶の間の方でもみんな注目していた記者会見だっただけに、日本国中で無駄な時間を過ごしてしまいましたね。これなら吉本興業が用意したQ&Aで宮迫・田村が記者会見を開いていたら、どうなっていたことやら^^;
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
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